湘南で寄り道・・・ははこぐさ2
今ではハハコグサの名で呼ばれているオギョウは、同じキク科のヨモギとともに、古くは草餅を作るのに用いられていた身近な草であった。
全体に密生した白い柔らかな毛は、ヨモギの葉裏に見られるものと同じで、これが草餅のツナギになるのだろう。
緑色の葉だが、この白毛のため、明るい灰緑色に見える。
春が進むと咲く淡い黄色の花は目立たないが、熟して冠毛がふくらむころになると、目につくようになる。
このほおけた姿から、ホオコグサ、ハハコグサと変化したのだろうと言われている。
湘南地方のハハコグサの仲間は在来種のアキノハハコグサ、チチコグサ、帰化種のタチチチコグサ、チチコグサモドキ、ウスベニチチコグサの計六種が記録されている。